こんにちは!
丸信ホーム長野支店です😌
今日は、スレート屋根についてお話ししていこうと思います✨
スレート屋根とは
セメントを主成分とする厚さ5㎜程度の薄い板の屋根のことです。
そして、スレート屋根の種類は、大きく分けると「天然スレート」と「化粧スレート」の2種類があります。
・天然スレート
粘板岩などの天然石を使った屋根材のことです。耐久性が高く、色褪せにくい特徴を持ちます。一方で天然素材なので希少性が高く、施工にも高度な技術が必要なことから価格が高くなる傾向にあります。国内では東京駅の屋根が代表例ですが、一般的にはあまり目にすることはありません。
・化粧スレート
天然石を用いた天然スレートに対して、セメントで加工した屋根材のことを化粧スレートと呼びます。重量が軽く、耐震性に優れている点が特徴です。天然スレートと比較すると費用が安く、一般的な建物にもよく用いられています。なお、工場や倉庫の屋根材料には「波形スレート」が広く使われています。波形スレートとは、セメントと繊維を成形して作られた板状の資材で、大波スレートと小波スレートの2種類があります。
耐久年数
・第一世代は35〜40年
アスベストの配合により建材の丈夫さが増し、優秀な性能を発揮していました。しかし、2004年以降はアスベストの健康被害が問題視されたことにより、第一世代スレートの吹き替え工事に多額の費用を要することが課題となっています。
・第二世代は15〜25年
アスベストを一切含まない代わりに、第一世代に比べてはるかに劣化しやすい特徴があります。10年程度で修繕が必要になるケースもあり、第二世代スレートの急速な劣化に悩まされるユーザーが多くいます。
・第三世代の期待耐用年数は30年
第二世代スレート屋根の不具合は解消されたものの、第一世代・第二世代で悪印象を持った人は第三世代のスレート屋根にも抵抗感を覚えるようです。
メリット・デメリット
「メリット」
・ 比較的価格が安い
施工時にスレート以外で必要となる部材があまりないため、屋根材のなかでも比較的価格が安い傾向にあります。施工も複雑ではないことから、工事費用も安く済むため、屋根の費用を抑えたい方におすすめです
・遮音性に優れている
金属製の屋根と比べると、波形スレートは遮音性に優れているメリットがあります。そのため、雨音が大きく聞こえるといった心配がなくなります。また、近所に機械音が漏れて迷惑をかける恐れもなくなるでしょう。
・燃えにくい
波形スレートは法定不燃材料です。つまり火災が発生しても加熱開始後20分間燃焼せず、有害な煙やガスも発生しません。そのため、万が一火災が起きても安全に避難できる可能性が高い利点があります。
・長期間使用できる
波形スレートの耐用年数は25年以上です。メンテナンスなしで長期間使用できる点が最大の強みと言えるでしょう。ただし、スレート材を固定するボルトの劣化により修繕が必要になることはあります。
「デメリット」
・比較的汚れやすい
表面に凹凸があるため、砂や埃がつきやすいデメリットがあります。汚れても劣化・腐食するわけではないため、メンテナンスなしで放置されやすいのがスレート屋根です。美観を損なうと企業イメージを下げる恐れがあるため、定期的に洗浄しましょう。
・アスベストが含まれている可能性がある
2004年以前の波形スレートにはアスベストが含有されている可能性が高いです。その場合、吹き替え時に廃材の処理・撤去費用が高額になるため注意しましょう。なお、2004年以降に作られたスレートならアスベストを気にする必要はありません。
以上がスレート屋根についてでした🎐
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