こんにちは!
丸信HOMEです✨
今日は、シーラーとフィラーの違いについてお話していこうと思います♪
シーラーとフィラーとは?
シーラーは、モルタルやコンクリート外壁で使用されることが多く、吸い込みの多い素地に対して使用されています。吸い込みがあると、上塗り塗料の塗膜が接着しにくくなります。上塗り塗料には密着性がありません。そのため、間に入るシーラーには、下地との密着性を高め、接着剤のような役割があります。フィラーは、主にモルタル外壁のクラック補修や下地を平滑にするために使われています。凸凹した下地を調整せずに上塗り塗料を使用すると、塗膜も同じようように凸凹した感じになってしまうからです。フィラーには顔料や骨材、セメントなどの無機成分が多く使われてており、粘度の高い下地調整材です。
シーラーの注意点
吸い込みムラが出ないように、シーラーは2回以上塗布することがあります。シーラーを使い、必ず吸い込みが止まるまで下塗り材を塗布します。下塗りでシーラーをしっかりと塗っていないと、塗料の密着性が低下し、塗膜の耐久性も低下します。塗膜に艶が出ないこともありますので、丁寧に塗っていきます。シーラーには油性と水性があり、面が劣化していない時は、臭いの少ない水性タイプを使います。浸透性が低く吸い込みが少ないタイプです。油性タイプは、逆に劣化が激しい時に使用します。浸透性が高くよく吸い込みます。水性よりも乾燥時間が短いという特徴があります。
フィラーの注意点
フィラーは、モルタル外壁に使用し、サイディングには使用しません。ヘアクラックが生じたモルタル外壁や凹凸の多い外壁に使用します。フィラーでヘアクラックや段差を埋めて平滑にするため、厚塗りになります。シーラーよりも塗布量が増えます。フィラーは水性タイプのみです。シーラーとフィラーの機能を合わせた「微弾性フィラー」もよく使用されています。微弾性フィラーは、ヘアクラックの多いモルタル外壁での使用例が最も多くなっています。微弾性フィラーの使用例が多いのも、下地が劣化してフィラーが使えない場合があるからです。下地の劣化が激しく、別々に使用する場合は、シーラーを吸い込ませた後にフィラーを使用するようになっています。
シーラーの重要性
外壁塗装用の仕上げ塗料は、いきなり塗ってもうまく仕上げることができません。 そのため、シーラーが必要になります。 シーラーは、下地を整えると同時に、仕上げ塗料の密着性を上げる役割を果たします。
フィラーの重要性
下塗りでフィラーを使うことによって外壁の表面を平らにしてくれます。 凹凸をなくしたり、小さなひび割れを埋めたりできるため、塗料ののりが良くなります。 塗装を美しく仕上げるためには欠かせない素材です。 特に凹凸が出やすいモルタルや劣化で表面が荒れている素材は表面を平らにするフィラーが大活躍します。
シーラーとフィラーは素材によって使い分けるものですが、かなり重要な役割があります。
以上 シーラーとフィラーの違いについて でした。
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