こんにちは!
丸信ホーム長野支店です😌
今日は、FRP防水についてお話ししていこうと思います✨
➊FRP防水とは?
ベランダやバルコニーなどの床面にFRPシートを敷き、その上からポリエステル樹脂を塗布して防水層をつくる工事です。
FRPとは補強材であるガラス繊維を混ぜたプラスチックのことです。「繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)」を略してこのように呼ばれます。
紫外線や強風などから表面を守るため、硬化が進んだ防水層の上にはさらにトップコートという保護仕上げ材を塗ります。FRP防水の耐用年数は、10~25年ほどです。
施工から7~10年ほど経過したら、トップコートを塗り直したり、FRPシートを補修したりすることをおすすめします。
施工から10年経たないうちに表面にひび割れや傷が生じると、雨漏りの原因となるため早めに補修するようにしましょう。また、FRPは防水性だけでなく、耐久性や耐熱性、耐候性も高いという特徴があります。
➋メリット・デメリット
⭕メリット
・防水性が高い
FRP防水はシートを敷いて上から樹脂でカバーするため、水を通しにくく、高い防水性を保てます。このため、プールや水槽、船舶などの防水工事においてもよく使用されます。
もちろん、一般の住宅のベランダやバルコニーの防水にも、十分な力を発揮するでしょう。
・衝撃に強い
FRPは繊維強化プラスチックを使用しているため、衝撃に強いです。
FRP防水を施した箇所は、歩行や車両の走行にも基本的に耐えられます。そのため、屋上にある駐車場にも施工可能です
・工期が短い
FRPは繊維強化プラスチックを使用しているため、衝撃に強いです。
FRP防水を施した箇所は、歩行や車両の走行にも基本的に耐えられます。そのため、屋上にある駐車場にも施工可能です
❌デメリット
・費用がかかる
FRP防水は高い防水性や耐久性を持ち、施工しやすいというメリットがあるぶん、工事にかかる費用が高くなります。
ウレタン防水や防水機能のあるシートを敷く「シート防水」に比べると、工事費用は2倍近くになる場合があります。
・施工できない箇所がある
FRPは伸縮性が低いという性質を持っているため、歪みが生じやすい箇所への施工は避けなければなりません。
例えば、木造の広いベランダや鉄の下地、雨漏りが長く続き傷んだ下地は、FRP防水を施工するとひび割れが起きる可能性があります。
➌メンテナンス方法
● 雑草が生えてきたらすぐに抜く
FRP防水を施した表面の隙間から雑草が生えてきた場合は、劣化を進行させないためにも早めに抜くようにしましょう。雑草が防水層の内部に浸入すると、破損したり劣化したりしやすくなります。
雑草を抜く際は、できるだけ根っこから取り除くようにすると安心です。
● 排水溝を定期的に掃除する
ドレンとも呼ばれる屋上またはベランダの排水溝も定期的に掃除して、排水機能を維持するようにしましょう。
排水溝が詰まって防水層の表面に雨水が溜まってしまうと、劣化を進める原因になります。
特に、台風の後はゴミや落ち葉などが排水溝に溜まりやすいため、掃除を行うようにしましょう。
以上がFRP防水についてでした🎐
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