こんにちは!
丸信HOME上田本店です😆
今日は、瓦塗装についてお話していこうと思います❗
🐼瓦の塗装の種類🐼
瓦は塗料を使った塗装による補修が必要なのかですが、塗装での補修が必要な種類と、塗装自体が不要な種類があります。
◎粘土系瓦
粘土系の瓦を和瓦と言います。いぶし瓦、無釉瓦、陶器瓦等の複数の種類があります。
他の屋根よりも瓦の重量が重たいので、スレート瓦の場合は平均して約25kg/㎡の重量に対して、和瓦の重さは平均約44kg/㎡もの重量があります。
そのため、台風等の強い風にはとても強いのですが、地震などの耐震性は、他の屋根と比較しても低いです。
一般的に、粘土を瓦の形に整形し、瓦を高温で焼き上げて制作されており、陶器の器のように耐久性が高い瓦になります。瓦自体が、衝撃を受けると、ひび割れが起きてしまいますが、一般的は瓦のメンテナンスは不要と言われています。
粘土系の瓦が設置されている場合でのメンテナンスを考えている場合には、瓦自体の交換や補修、漆喰等の補修がメインのメンテナンスになります。
◎セメント系瓦
セメント系の瓦には、セメント瓦、モニエル瓦等複数の種類があります。
粘土系で和式の瓦と異なる点は、粘土自体そのものを焼き上げているのではないので、セメントや砂、水を混ぜることで、モルタル系のような、セメントの化学反応が起きて硬化させることになります。
そこで、セメント瓦自体の表面には、モルタルと同様に、色や艶がなくなり、防水性も低いので雨水を吸い込んでしまう可能性がありますので塗装での補修が必要になります。
モニエル瓦自体には、ヨーロッパで発祥されたセメント瓦で、普通の瓦と異なる点が表面に、スラリー層と言われる、着色したセメントが薄く塗られている点です。
さらに吸水を防止するための工法でクリヤー塗料が塗られている点です。そこで、瓦の上の塗装で補修することで、もろいスラリー層から、塗膜の剥がれる可能性もありトラブルが発生しやすい状況になるので、現在では製造されていません。
モニエル瓦か、セメント瓦か、瓦の形状を見分けるポイントは、小口部分の確認をすることで、小口部分にスラリー層が付着しており凹凸がある場合には、モニエル瓦となります。
◎金属系瓦
金属系瓦は名前のとおり、金属でできている瓦です。
主に使われる素材は、アルミニウム、鉄、銅、ステンレスです。成型することで瓦っぽい模様にして、スレートのように平型に加工することもできます。
金属瓦の特徴は、軽量で、家自体に負担が掛かりません。重さは粘土瓦の6分の1から10分の1程度の重さになります。
粘土瓦は、地震等の揺れで落下する危険性があるのですが、金属瓦は軽い軽量で地震等に強い点が特徴です。
軽量であるというメリットを生かすためには、旧瓦屋根の上にそのまま取り付けることで、カバー工法という補修法もできます。金属系は、経年劣化で古くなるとサビが発生することもありますので、今までのトタンと言う鋼板に亜鉛メッキがしてある金属製の屋根が一般的でしたが、現在ではガルバリウム鋼板と言われる亜鉛、アルミニウムを含む鋼板が主流になっています。
瓦には色々な種類あり、粘土系の瓦の場合には、耐久性が高く、瓦の表面から水を吸い込むこともないので塗装をする必要はありません。ただし、漆喰等での補修は必要なので、気になる場合にはご相談ください。
セメント系の瓦は、塗装することで、瓦の表面を保護することができ、補修やメンテナンス自体を長期的検討している人は、葺き替えの工法を選ぶことも可能ですが、工事単価をできるだけ安く抑えたい人には、塗装だけでも良いと思います。
以上が瓦塗装についてでした😆
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